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映画音楽家×映画・舞台俳優により新たに始動した「Android Project(アンドロイド プロジェクト)」のライブ映像!

「Android Project(アンドロイド プロジェクト)」は、映画音楽家・小野川浩幸(ARTSTA)と青年団のブライアリー・ロング、映画俳優の石崎チャベ太郎らが主軸となって活動を始め、音楽・演劇・映像すべてを用いた実験的な空間演出を目指すために結成された。

現在、撮影を控えている深田晃司監督作品『さようなら』にも深く関わる小野川浩幸、ブライアリー・ロングによって生み出された音楽×演劇は未知なる映画の断片を想起させ、また「Android Project(アンドロイド プロジェクト)」自体の独立した方向性による実験的、意欲的な試みは次なる展開を期待させるものとなっている。

今回、REDSHOESで行われたライブの一部を映像にて体感する事ができる。映像にて朗読されている文章には、フランツ・カフカの『変身』と、アルベール・カミュの『異邦人』が引用されている。「無感情な人間」が迷い込んだいくつかの世界を、音と、言葉と、肉体との融合により、新たな表現へ昇華させようとしている。

ブライアリー・ロング 【コメント】
今回「Android Project」で試みた事として、直接的にロボットじゃなくて、ロボットにある一つの様子を表現できたらいいと思いました。だから「無感情な人間」というテーマで、『変身』や『異邦人』を選びました。どちらも、主人公がただ受け身になり、自分が体験していることを感情的には実感が出来ない物語です。従って今回動きはとてもシンプルで、役者は出来事に対して感情的には反応していないという作りを試みました。今後は、動きを増やす中、役者の無感情的な表現を更に強調していきたいです。毎日の動きなどに対して人間がただ受け身になっているというイメージです。もう一つ、日本の古い詩には、季節と自然を描いている中、人間の視点や感性が伝わってくるものがあります。それが実は、人間の感情そのものが自然の変化の受け身になっていて、例えば桜を見て人間は誰でも感動するというのはある意味プログラミングされて、人間の感情はただ周りの状況へ反応していくだけというアイデアにも興味があります。
深田晃司(映画監督)【コメント】
とても楽しみました。白状すると、演奏中、『さようなら』のことばかり考えていました。で、この雰囲気は映画に使えるぞ、と思いました。夏祭りの場面で、テクノ?な音楽に合わせて主人公ターニャに踊らせたいと思いました。電気がきれることにより楽器が死ぬ。その後は、よりプリミティブな打楽器中心の音楽に移行する、というイメージです
構成・撮影・編集: 川邊崇広
『Android Project』
2014.08.09南青山REDSHOES

【パフォーマー】ブライアリー・ロング、石崎チャベ太郎

【ギターリスト】大橋恭輔

【プレイヤー】Keefar、Waka

【音楽】小野川浩幸、小仲秀治
  • 『小野川浩幸(おのがわ・ひろゆき)』
    1963年生まれ、長崎県出身。音楽家で、サウンド・クリエーション会社「ARTSTA」の代表でもある。石井聰互(現 石井岳龍)監督作品『水の中の八月』、『ユメノ銀河』、『五条霊戦記 GOJOE』、『ELECTRIC DRAGON 80000V』、『DEAD END RUN』、『鏡心』などの音楽を担当。近年では、『さよならドビュッシー』(利重剛監督作品)、『天心』(松村克弥監督作品)、『東京ハロウィンナイト』(岡田まり監督作品)、『アイドル・イズ・デッド-ノンちゃんのプロパガンダ大戦争-』(加藤行宏監督作品)、『いなべ』(深田晃司監督作品)など幅広く数多くの映画に携わっている。
  • 『ブライアリー・ロング』
    1988年生まれ、アメリカ・ワシントンD.C.出身。ジュネーブ・ダンス・センター(スイス)や、マース・カニングハム・ダンス・プログラム(米・ニューヨーク)でダンサーとして訓練を受けた後、2006年にオックスフォード大学(イギリス)の日本語学部に入学、振付家・演出家としての活動を始める。2010年7月に大学を首席で卒業後、俳優として青年団に入団。主な出演作品は、映画『歓待』『あおヒゲ』、CM『コンコルド「心にコンコルドを」』、舞台『ロボット演劇「さようなら」』『青年団若手公演「バルカン動物園」』『TPAM「さようなら」』など。2011年には青年団若手自主企画として、アトリエ春風舎で行われた『川と出会い』(深田晃司監督、ニューヨークの作曲家のUrsula Kwong Brown、ロンドンのバレリーナLucy Ashe、京都のコンテンポラリーダンサーの京極朋彦と青年団の役者との共同作品)の演出と振り付けを行った。
  • 『石崎チャベ太郎(いしざき・ちゃべたろう)』
    1982年生まれ、ボストン出身、大阪府高槻市育ち。関西大学総合情報学部卒業。オフィスMORIMOTO所属。
    主な出演作として、ドラマではNHKBSプレミアム『撃墜 3人のパイロット』、NHK朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』、テレビ東京『殺しの女王蜂』、映画では緒方貴臣監督作品『体温』(主演)、柴田剛監督作品『堀川中立売』、高畑鍬名•滝野弘仁監督作品『もしかしたらバイバイ!』、岡田まり監督作品『東京ハロウィンナイト』、Short Shorts Film Festival & Asia 2014で上映された宮崎光代監督作品『キャンとスロチャン』、また今夏公開された小美野昌史監督作品『HARAJUKU CINEMA』など、他多くの映画に出演している。

    《公式サイト》 http://www.chavetaro.com