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『濱口竜介レトロスペクティヴ』回顧録 vol.3

7/28(土)『親密さ』オールナイト上映。完全版の公開が2回目となる今回の上映。オールナイトにもかかわらず沢山の観客が来場しました。

上映時間255分に及ぶ完全版は、ENBUゼミナール主催、DROP CINEMA FESTIVAL 2012 以来の上映です。

作品単独での宣伝を仕掛けていない中、こうした長尺映画のオールナイト上映にどれだけの方がお越しいただけるのか。

結果としてそうした心配は全くの杞憂となったわけですが、初日に関して言えば、DROP CINEMA FESTIVALでの上映をご覧になっていた方々の口コミ、あるいはショートバージョンをご覧になっていた方々の期待による動員が多くあったかと思います。

企画当初は『親密さ』のオールナイト上映に関して、単独でチラシを設け、積極的に告知をすることも検討をしていました。しかし全体のクオリティーを維持しつつ、そこまで手を広げることは今回に関しては難しかった。

この辺りのことに関しては、また改めて振り返っていきたいと思っていますが、それは例えば座談会を収録してテクストを掲載するなど、将来へ繋がる刺激的な内容でありたいと考えています。

※濱口監督、『親密さ』キャストの皆さんによる舞台挨拶の模様

濱口監督が『親密さ』について語った言葉については、回顧録の後半で紹介するつもりでおりますが、六本木シネマートにてショートバージョンが上映された折のことでしたか、濱口監督はキャストの皆さんに向けて「この作品を皆さんの最高傑作にしないでください」と語りかけていました。

それが自身にも向けられた言葉であろうことは想像に難くありませんが、監督、キャスト含め、皆さんそれぞれ次へ次へと向かっておられます。

全ての皆さんの活動を追うことはできませんが、主演の一人である佐藤亮さんは、現在オーディトリウム渋谷で開催中の『シネマ☆インパクト第1弾』の一編、深作健太監督作品『胸が痛い』に出演をされています。

次回は7/29(日)『何食わぬ顔(long version)』の上映を振り返ります。

Playback』の公開が待たれる三宅唱監督をゲストに迎えおこなわれたトークセッションの模様をたっぷりとお届けしたいと思っておりますので、どうぞご期待ください!