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フランシスコ・ガルシア監督作品『聖者の午後』

欲しいのは 未来の色

ブラジルの経済成長から取り残された若者たちが直面する厳しい現実を、本作が長編監督デビューとなる新鋭フランシスコ・ガルシアが美しいモノクロ映像で描き出した本作。監督をはじめ、共同脚本家もプロデューサーも主人公たちと同じ30代で、自分たちやまわりの友人たちのエピソードを交えて脚本を書いたという。 その現状は、驚くほど日本の若者と共通する部分がある。初めて見るモノクロのブラジル。

【Story】サッカーワールドカップを控え、再開発が続くブラジル経済の中心地サンパウロ。30歳のルアラは、熱帯魚店で日々働いているが、その恋人で29歳のルイスは、職を転々、現在勤務している薬局もあと2週間で解雇となってしまう。そんな二人の友人である31歳のルカは、年金暮らしの祖母の家に住み、ほとんど客が来ないタトゥーショップを開いている。テレビではブラジルの経済成長を称えているが3人には全く関係がない。それぞれが今にも崩壊しそうな生活を送りながらも向かう先が全く見えず、3人で分かち合えるのは過ぎ行く時間をただ見つめることだけであった。そんな不安と焦りと諦めが交差する中、ある日、ルカが見つけた亡き祖父の銃でルイスはある行動に出る決心をする……。

フランシスコ・ガルシア監督作品『聖者の午後』
2014年3月29日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
■公式サイト
http://www.action-peli.com/cores/index.html
■劇場情報
http://www.action-peli.com/cores/theater.html
『聖者の午後』
©KinoosferaFilmes
監督:フランシスコ・ガルシア/脚本:フランシスコ・ガルシア、ガブリエル・カンポス/撮影:アルジロ・バルボサ/音楽:ウィルソン・スコルスキ/出演:アカウア・ソル、ペドロ・ジ・ピエトロ、シモーネ・イリエスク、ほか/2012年/ブラジル/HDCAM/96分/モノクロ
http://www.action-peli.com/cores/