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ジョルジュ・シュルイツァー監督作品 『Dark Blood ダーク・ブラッド』

若くしてこの世を去った永遠のスターリヴァー・フェニックス幻の遺作

純粋さ、美しさ、激しさ、真摯さ、そして誰にも汚されることのない孤高のカリスマ性。

永遠の青春スターにして魂の表現者、リヴァー・フェニックスのすべてが焼きつけられた奇跡の遺作が、20年の時を経てついに完成。スクリーンにリヴァーが帰ってくる——!

23歳の若さでこの世を去ってから約20年、その類い稀なる才能で今なお世界中の映画ファンを魅了し続けている俳優、リヴァー・フェニックス。映画史に残る名作の数々で天性の輝きを放ち、ジェームズ・ディーンの再来と称されていた彼が、薬物中毒によりハリウッドの路上で倒れたのは1993年10月31日のこと。この悲劇により、撮影途中だったリヴァーの主演映画『ダーク・ブラッド』は、クランクアップまで約10日を残して中断。

 しかし、映画の運命は長い年月を経て再び動き出した。2007年末、75歳にして大病を患い、余命わずかと宣告された監督が、キャリア最後の作品として『ダーク・ブラッド』の再開を決意。資金集め、権利問題の解消、撮影できなかったシーンの再現など、さまざまな壁を乗り越えて2012年に完成。

ベルリン国際映画祭ほか各地の映画祭で喝采を浴び、あらためてリヴァーの唯一無二の存在感を現代の観客に印象づけることになった。そしてついに2014年GW、この宿命の映画が日本のスクリーンに放たれる!

【Story】

アメリカ南西部、かつて白人がネイティブ・アメリカンを迫害し、核実験を繰り返していた砂漠地帯。そこにハリウッドからやって来たハリー(ジョナサン・プライス)とバフィー(ジュディ・デイヴィス)の俳優夫婦は二人は関係を立て直すため、二度目のハネムーンのつもりで週末旅行で訪れ、運転していたベントレーが故障してしまい、無人の荒野で夜を過ごすことになる。助けを呼んでくると言うバフィーは遠くにかすかに見えた光を頼りに一人で砂漠を歩き続け今にも倒れそうな掘建て小屋を見つける。

そこに住むのは、ホピ・インディアンの血が8分の1流れる青年ボーイ(リヴァー・フェニックス)。ボーイはネイティブ・アメリカンの妻を白血病で亡くして以来、社会との関係を断ってたった一人で暮らしていた。

憔悴したバフィーが小屋にやって来た時、ボーイはバフィーを手に入れたいという欲望にかられる。そんなボーイの思惑に気づかないバフィーは、やっと助かったと安心し、ハリーと車の元へボーイを連れて行く。近くの町で車を修理に出すために、ハリーとバフィーはボーイの小屋でしばし滞在することになる。

バフィーは次第にボーイの危うさや純粋さに惹かれていく。一方、ハリーはボーイを一目見て自分とは相容れない人間であることを察し、ボーイもまた軽蔑する白人文化の歩く見本のようなハリーを忌み嫌う。三人の間に流れる不穏な空気は、ますます緊迫の度を深めていく・・・・・・。

ジョルジュ・シュルイツァー監督作品 『Dark Blood ダーク・ブラッド』
東京・ユーロスペースほか全国公開中
■ダーク・ブラッド 公式サイト
http://www.dark-blood.com/index.html
『ダーク・ブラッド』
監督:ジョルジュ・シュルイツァー/撮影:エドワード・ラックマン/プロダクションデザイン:ヤン・ロールフス、ベン・ヴァン・オズ/編集:マイケル・レイヒワイン/音楽:フロレンシア・ディ・コンシリオ、ジェームス・マイケル・テイラー/サウンドデザイン:ハロルド・ヤルビング/脚本:ジム・バートン、ジョルジュ・シュルイツァ
出演:リヴァー・フェニックス/ジュディ・デイヴィス/ジョナサン・プライス/カレン・ブラック
2012/アメリカ・イギリス・オランダ/英語/カラー/デジタル/ヴィスタ/86分/原題Dark Blood/字幕翻訳:佐藤恵子 提供:カルチュア・パブリッシャーズ 配給・宣伝:マジックアワー (C)2013 Sluizer Films BV