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エットレ・スコーラ監督作品『フェデリコという不思議な存在』

6月27日(土)~ヒューマントラストシネマ有楽町にて特集上映「VIVA!イタリアvol.2」でロードショー!!

イタリアが世界に誇る巨匠フェデリコ・フェリーニ

その真実に迫るドキュメンタリードラマ


映画の冒頭、ディレクターズチェアに座る帽子を被った後ろ姿の男性(フェリーニ)の前に、上半身裸の男が現れると、口から火を噴く。フェリーニの代表作『道』(1954年/1956年アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞)である。ニーノ・ロータによる哀切に充ちた音楽を背景に、ザンパーノを見つめる無垢なジュリエッタ・マシーナの瞳は、世界中の映画ファンの記憶に長く残ったことだろう。次に画面に登場するマントをまとった少年は『フェリーニのアマルコルド』だ。僅かのカットだけで、フェリーニ映画のエッセンスを描き出す。歌と踊りとサーカスと太った女性。
フェリーニ没後20年を機に、実際に長く親しい関係にあったエットレ・スコーラによる、このドキュメンタリードラマは、1939年から1993年に亡くなるまでの数々のエピソードを軸に、フェリーニの作品と彼自身の映像も挿入し、歌と踊りを散りばめてフェリーニの素顔を描いた、敬意と愛情に溢れた作品である。
【概要】
若きフェリーニは、風刺雑誌「マルカウレリオ」の編集部に職を得て、マンガを描くことになる。その編集部に8年後に入社したスコーラ。ムッソリーニの抬頭と戦争を挟み、11歳の年齢差はあっても、二人は、編集部で一緒に仕事をした。映画の前半はフェリーニが、脚本家として頭角を現していく姿が再現ドラマとして描かれる。フェリーニ映画の製作裏話が中心の後半。夜、ローマをドライブしながら、他人の打ち明け話を聞くのが好きだったフェリーニ。「カサノバ」のオーディション風景など、本人も登場する実際の映像の数々。そして葬儀から、フェリーニ作品が映し出されるラストシーンへと続く。
エットレ・スコーラ監督作品『フェデリコという不思議な存在』
6月27日(土)~ヒューマントラストシネマ有楽町にて特集上映「VIVA!イタリアvol.2」でロードショー
■「VIVA!イタリアvol.2」公式サイト
http://vivaitalia.link
■「VIVA!イタリアvol.2」公式Facebook
https://www.facebook.com/vivaitalyfilm
『フェデリコという不思議な存在』
出演:トンマーゾ・ラゾッティ、マウリツィオ・サンデス

監督・脚本:エットレ・スコーラ

脚本:パオラ・スコーラ/シルヴィア・スコーラ

撮影監督:ルチャーノ・トヴォリ

音楽:アンドレア・グエッラ

2013年/93分

原題Che strano chiamarsi Federico