LOAD SHOW

A Rooted Soul. Vagabond Eyes.

映画の未来をいち早く
Be the first to witness the future of films

金大偉監督作品『花の億土へ』

未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。

『花の億土へ』は、熊本県天草郡出身の詩人・作家で水俣病水銀中毒事件を文明の病として描き「近代とは何か」を問いかけた「苦海浄土 わが水俣病」の著者・石牟礼道子が、パーキンソン病を患い、苦悶する日々を送るなかで、文学、詩、新作能の新たな構想、文明社会のゆくすえを語ったドキュメンタリーだ。水俣や天草、そして石牟礼が住む不知火海(八代海)の地や、1960年代の水俣漁村の映像などと幻想的な音楽も織り交ぜ、石牟礼が伝えようとする言葉を届ける。
石牟礼道子(いしむれ・みちこ)プロフィール
1927年、熊本県天草郡に生れる。詩人。作家。『苦海浄土――わが水俣病』が、文明の病としての水俣病を鎮魂の文学として描き出しとたして絶賛。73年マグサイサイ賞。86年西日本文化賞。93年『十六夜橋』で紫式部文学賞。01年度朝日賞。『はにかみの国――石牟礼道子全詩集』で02年度芸術選奨文部科学大臣賞。藤原書店より刊行されたものとして、『石牟礼道子・詩文コレクション』(全7巻)、初の自伝『葭の渚』、本作品撮影時の語りの全てを収めた単行本『花の億土へ』ほか著書多数。04年4月から刊行された、『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻1)が14年5月に完結(藤原書店)。
金大偉監督作品『花の億土へ』
渋谷アップリンクにて現在公開中
■上映場所
渋谷アップリンク(住所: 渋谷区Udagawacho, 37-18 トツネビル1F)
■公式サイト
http://fujiwara-shoten.co.jp/main/news/archives/2014/04/post_163.php
『花の億土へ』

出演:石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽:金大偉(きん・たいい)

音楽ゲスト:大倉正之助/ナレーション:米山実/プロデューサー:藤原良雄/制作:藤原書店

(2013年度作品/日本/113分/ハイビジョン/16:9)