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山崎樹一郎監督作品『ひかりのおと』「キノトライブ2014」にて上映!

若き酪農家の新しい出発と、その家族の絆を描いた農民讃歌

岡山県真庭市にて製作された映画『ひかりのおと』は、全51会場100スクリーンでのキャラバン巡回上映を経て、2013年2月にはオーディトリウム渋谷にて公開された、山崎樹一郎監督作品。

以下作品について一部抜粋する。

その土地と人の営みを見つめる“地産地生”映画
土地独特の人間模様、将来見えぬ不安、見つめ直される家族のあり方。都市から遠く離れ、岡山県真庭市の深い山なかで農業をつづける映画作家・山崎樹一郎が酪農家青年の葛藤と未来へのささやかな希望を「土地からの視点」で描いた長編初監督作品。

映画『ひかりのおと』を取り巻くキーワードの数々が、万一、万が一にではあるが、ある種の教育映画的な印象や、牧歌的ともいうべき感触を与えるようなことがあるとすれば、仮にそうだとして、これほど素晴らしい教育映画はないし、上映後、会場を出た際には空気までもが清々しく感じられると言ってしまいたいと思う。

『ひかりのおと』は岡山県真庭市に根差しての撮影がおこなわれ、土地特有のしがらみや、酪農の跡取り問題が扱われてもいるが、当たり前のことではあるけれど、まずもってこの作品は私たち個人々々に向けられている。音楽を志し東京で暮らしていたが、父の怪我をきっかけに家業である酪農を手伝うため故郷に戻った主人公雄介。

迷いを経た彼が、やがてヘッドフォンを置き、牛舎の傍らにスピーカーを据えたとき、まるで陽光が織りなす、美しい「ひかりのおと」は奏でられはじめるだろう。

そこにある、自らの心の内にある、それら音とともに生きようとすること。

劇場でそっと耳をすませてみて欲しい。

2014年1月31日(金)16:00〜
■料金
当日一般1200円 大学高校専門1100円 
■会場
オーディトリウム渋谷
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
TEL. 03-6809-0538
http://a-shibuya.jp/
キノトライブ2014 公式ウェブサイト: http://kino-tribe2014.jimdo.com/
Text by  岡本英之
『ひかりのおと』

2011年/カラー/16:9/HDV/ステレオ/89分/日本

脚本・監督:山崎樹一郎/プロデューサー:桑原広考、加納一穂、岡本隆/撮影:俵謙太/照明:大和久健/録音:近藤崇生(丹下音響)、大森博之/音楽:増岡彩子/監督補:木村文洋/演出助手:兼沢晋、進巧一/照明助手:吉川慎太郎、蟻正恭子/録音助手:野崎貴史/衣装:園部典子/メイク:横田蕗子/制作主任:冨永威允/制作進行:黒川愛、梶井洋志、堀理雄、藤田光平、加藤稚菜/製作協力:シネマニワ/製作・配給:陽光プロジェクト 出演:藤久善友、森衣里、真砂豪、佐藤豊行、中本良子、佐藤順子、辻 総一郎、坂本光一、大倉朝恵、浅雄涼、大塚雅史
岡山県北、山深きところ。代々酪農を営む狩谷家の長男・雄介は音楽を志し東京で暮らしていたが、父の怪我をきっかけに家業を手伝うため故郷に戻った。しかし消えぬ音楽への思いや酪農の現状、恋人との行き違いから、この土地を引き継ぎ、酪農家として生きていくのか迷いを抱えていた。恋人・陽子には若くして逝った夏生との間に幼い息子がいた。夏生の「家」にとってはその子が唯一の跡継ぎであるため、陽子が息子とともに暮らすには今の生活を続けるしかなかった。初日の出を見る事が慣わしである狩谷家。妹も帰省し、いつもと変らぬ年明けを迎えようとしていたある日、雄介がかつて酪農の手解きを受けた叔父・義行の牛舎で火災がおこる。雄介の中で何かが静かに変わり始める……。 土地独特の人間模様、将来見えぬ不安、見つめ直される家族のあり方。都市から遠く離れ、岡山県真庭市の深い山なかで農業をつづける映画作家・山崎樹一郎が酪農家青年の葛藤と未来へのささやかな希望を「土地からの視点」で描いた長編初監督作品。
『映画はどこにある——インディペンデント映画の新しい波』

編者:寺岡裕治

発行元:フィルムアート社

四六版/448頁

定価:2600円(本体価格)予定

2014年2月1日、全国書店で発売!!

1月25日(土)〜、オーディトリウム渋谷にて特別先行販売!!
書籍についての詳細情報はフィルムアート社ウェブサイト http://filmart.co.jp/にて公開中

【本書の内容】

◎12人の監督インタビュー〈インディペンデント映画に関する12の旅程 〉

富田克也(空族)/相澤虎之助(空族)/深田晃司/山崎樹一郎/ 真利子哲也/濱口竜介/三宅唱/山戸結希/ 木村文洋/松林要樹/リム・カーワイ/柴田剛

◎インディペンデント映画の現場から

桑原広考(プロデューサー)/大澤一生(プロデューサー)/高木風太(撮影)/岩永洋(撮影)/黄永昌(録音)/島津未来介(録音)/根本飛鳥(録音)/今村左悶(音楽)/直井卓俊(宣伝)/加瀬修一(宣伝)/岩井秀世(宣伝)/LOAD SHOW 岡本英之(WEB配信)/KINEATIC 橋本侑生(WEB配信)/菅原睦子(仙台短篇映画祭)/塩田時敏(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭)/高野貴子(監督・撮影)/吉川正文(カプリコンフィルム)/北條誠人(ユーロスペース)千浦僚(オーディトリウム渋谷)/オーディトリウム渋谷/ユーロスペース[渋谷]/ポレポレ東中野/K’s cinema[新宿]/名古屋シネマテーク/シネマスコーレ[名古屋]/第七藝術劇場[大阪] /シネ・ヌーヴォ[大阪]/横川シネマ[広島]/シネマルナティック[松山]/森宗厚子

ヤバくてエモい!「腕に覚えあり」の若き映画人たちの証言集、堂々の完成!

映画を再起動【リブート】させる、10年代の顔たちが見つめるものは……?

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『映画はどこにある——インディペンデント映画の新しい波』(フィルムアート社刊)

2014年1月25日より劇場でも特別価格にて特別先行販売!

http://filmart.co.jp/
  • 『山崎 樹一郎』
    山崎 樹一郎(やまさき・じゅいちろう)。1978年大阪出身。岡山県真庭市在住。学生のころ京都国際学生映画祭の企画運営に携わる。大学卒業後、映画監督・佐藤訪米の経営する「祇園みみお」にてスタッフ兼助監督として過ごし、8年間の京都生活を止め父の実家である真庭市に移住。現在、農業を営む。本作は『紅葉』に続く真庭作品第二作目となる。2014年1月、江戸時代、美作地方で起きた農民一揆「山中一揆(さんちゅういっき)」を題材にした映画「新しき民(たみ)」の製作発表がおこなわれた。