LOAD SHOW

A Rooted Soul. Vagabond Eyes.

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第1回 LOAD SHOW 映画セミナー “ラブコメ研究会 vol.1”レポート

ゲスト講師である渥美喜子さんと月永理絵さんに、ラブコメ映画における「出会い」「再会」「結婚」について語っていただきました。月永さんのたんたんとした進行に、渥美さんの鋭い突っ込み。会場は終始笑いに包まれておりました。ご参加いただいた皆様、広い教室をお貸しいただいたJVTAの皆様、ありがとうございました! その内容をちょっとだけご紹介いたします。

「出会い」一目惚れに始まり、急速に仲を深める

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(1995/監督:リチャード・リンクレイター)が好例で、ラブコメの始まりはだいたい一目惚れ!出会ってから仲良くなるまでに胸キュンポイントがたくさんつまっている。

【ラブコメ教材例】
・『50回目のファースト・キス』(2004/監督:ピーター・シーガル)好きにならずにはいられないドリュー・バリモア演ずるルーシーとの50回の出会い
・『遠距離恋愛 彼女の決断』(2010/監督:ナネット・バースタイン)バーで出会って、軽い気持ちから始まった付き合いだったけど……
・『歴史は夜に作られる』(1937/監督:フランク・ボーゼージ)ヒーローのように現れた男とのロマンティックな会話とダンス

「再会」1度終わった恋に再び火がつく瞬間

ウィーンでの出会いから9年、ふたりがパリで再会する『ビフォア・サンセット』(2004/監督:リチャード・リンクレイター)。まるで2度目の出会いのような新鮮な再会がラブコメ映画にはかかせない!お互いのいいところも悪いところも知ったうえで、ときに親友のようにも恋人のようにもなる関係。

【ラブコメ教材例】
・『そして僕は恋をする』(1996/監督:アルノー・デプレシャン)男と女の名台詞合戦!
・『恋するベーカリー』(2009/監督:ナンシー・マイヤーズ)お酒の力で再沸騰する大人の一夜
・『恋とニュースのつくり方』(2010/監督:ロジャー・ミッシェル)仕事も恋も全力のイマドキ女子の恋愛

番外編:男は走って迎えに来る!
・『今日、恋をはじめます』(2012/監督:古澤健)
・『ラブ&ドラッグ』(2010/監督:エドワード・ズウィック)

「結婚」甘いばかりが恋愛じゃない

『ビフォア・ミッドナイト』(2013/監督:リチャード・リンクレイター)は『ビフォア・サンセット』から9年後、出会いから18年後のふたり。体もだいぶ劣化した40代のふたりが、きらきらばかりじゃない恋愛を見せてくれる。

【ラブコメ教材例】
・『ストーリー・オブ・ラブ』(1999/監督:ロブ・ライナー)日々の積み重ねが夫婦をつくる
・『ベスト・フレンド・ウェディング』(1997/監督:P・J・ホーガン)男女の友情は成立するのか?

番外編:こんな私を許して!
・『天国は待ってくれる』(1943/監督:エルンスト・ルビッチ)
・『バレンタインデー』(2010/監督:ゲイリー・マーシャル)

お話はつきませんでしたが、ラブコメ研究会 vol.2 へ続くという形でお開きとなりました。もちろんその後は、自由参加で酒場へと移動し、ラブコメ研究会 反省会が行われました。こちらを目当てに来ている人もいるとかいないとか?!
皆様、第2回目も乞うご期待ください!

『渥美喜子/gojo』
1979年生まれ大阪出身。立教大学社会学部社会学科卒。2005年より自身のサイト「gojo」にて映画日記を執筆。2013年、「森﨑東党宣言!」(インスクリプト)に寄稿。女性カルチャーサイト「messy」で映画コラム執筆中。 http://gojogojo.com/ で映画日記を更新中。
『月永理絵』
1982年生まれ。横浜国立大学卒。編集者。映画関連の書籍や映画パンフレットの編集も手がける。2013年11月に、映画をめぐる小さな物語をつづった個人冊子「映画酒場」を創刊。

「映画酒場」公式Facebook

https://m.facebook.com/eigasakaba
『日本映像翻訳アカデミー(JVTA)』
業界の第一線で活躍するプロの映像翻訳者を養成するスクール。輩出したプロは 約1000人に上る。併設するエージェント部門(東京/LA)では映画・テレビドラマなど エンターテイメント素材を中心に多様な翻訳案件を扱うほか、字幕版・吹き替え版の 制作など映像編集業務にも対応する。国内外の映画祭、映像イベントでの特別上映 プログラムやワークショップの実施などコラボレーション企画の実績も豊富。著書に 「はじめての映像翻訳」(アルク)などがある。
  • 『定者如文(じょうしゃ・ゆきぶみ)』
    兵庫県神戸市出身。映画少年だった幼少期、バイクに溺れた10代、旅行に彷徨った20代前半を経て26歳で大阪芸術大学映像学科に入学、30歳で卒業・上京し東京藝術大学映像研究科第一期生として過ごし31歳で映像業界へと進む。その後映像業界で数々の現場をこなし東京で過ごした10年のキャリアの集大成として本年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を利用してアメリカへと渡る予定。