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『ミトン+(プラス)こねこのミーシャ』

大人も楽しめるロシアアニメーション。
『チェブラーシカ』のロマン・カチャーノフ最高傑作4本一挙上映!

どうしても子犬が飼いたいのにママに許してもらえないアーニャ、住む家がなくなってしまったこねこのミーシャ、パパからの手紙が途絶えて心配そうなママを気遣う僕、家を飛び出してしまった孫を探してあたふたするおじいさん。登場人物はみんなちょっと悲しかったり、困ったりしています。誰でも体験する日常の出来事のちょっとした感情が小さな宇宙の中で展開していきます。思わず主人公に手をさしだしたくなる、そして心がぽかぽかしてくるあたたかいお話の数々です。

2012年に100周年を迎えたロシア・アニメーションの歴史の中でも、日本でもっともなじみの深い作品のひとつが、愛らしいキャラクターで一躍人気者になった『チェブラーシカ』です。ロマン・カチャーノフ監督が没して今年で20年になるのを記念し、あらためてスクリーンで最高傑作『ミトン』に日本初公開の2作品を加え、スクリーンでロシア人形アニメーションの技術力の高さと想像力の豊かさに触れることができます。美術監督のレオニード・シュワルツマンはカチャーノフ監督の多くの作品に参加し『チェブラーシカ』など、ロシア絵画の伝統を踏まえた高い芸術性を持ち合わせたあたたかみのあるキャラクターを生み出しました。普遍的な物語と繊細な感情表現、キャラクターの愛くるしさは時代を超えてなおも人々をひきつけてやみません。

▶2013年12月21日(土)〜
ヒューマントラストシネマ渋谷 <モーニング・レイト>
http://www.ttcg.jp/human_shibuya/
▶2013年12月23日(月)〜
名古屋シネマテーク <モーニング・レイト>
http://cineaste.jp/
▶2014年1月4日(土)〜
テアトル梅田 <モーニング・レイト>
http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/
公式サイトはこちら→ http://www.mitten-plus.jp/index.html
『ミトン』
ひとりぼっちの女の子アーニャは、子犬が欲しくてたまらないのに、お母さんは飼うことを許してくれません。ひとり外に出て、手編みのまっ赤なミトンの手袋を子犬にみたてて遊んでいると、不思議なことが……。なんと手袋が本物の子犬になってしまったのです。雪の日に起こった、素敵な奇跡のファンタジー。
監督:ロマン・カチャーノフ/脚本:ジャンナ・ヴィッテンソン/美術:レオニード・シュワルツマン/製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ/ソ連/1967/10分
1967年アヌシー国際映画祭グランプリ、1968年モスクワ映画祭銀賞、1972年ヒホン国際児童映画祭グランプリ
『こねこのミーシャ』
ある日、こねこのミーシャが暮らしていた居心地のいい家が取り壊されてしまいます。働きもののショベルカーやローラー車がやってきてモダンなアパートに建て替わるのです。家がなくなってしまったミーシャは、小鳥の兄弟などに出会いながら不安な日々を過ごします。はたしてミーシャはお家を見つけることができるのでしょうか?
監督:ロマン・カチャーノフ/脚本:アルカージイ・チューリン/美術:アリーナ・スペーシネワ、ウラジミール・ソボレフ/製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ/ソ連/1963/11分 ★日本初公開
『迷子のブヌーチカ』
おじいちゃんが目を離した隙に、いたずら好きな女の子ブヌーチカがいなくなってしまいました!露店のおばさん、通りすがりのお兄さん、大きな袋を持った怪しい男に、おまわりさん……いろんな人に出会って、大冒険中のブヌーチカですが、おじいちゃんは心配でたまらず警察に駆け込みます。はたして無事見つけられるでしょうか?
監督:ロマン・カチャーノ/脚本:アナトーリ・ミチャーエフ/美術:レオニード・シュワルツマン/製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ/ソ連/1966/20分 ★日本初公開
『レター』
海軍で働くパパからの手紙は、ママと僕の最高の楽しみ。でもある日パパから手紙が届かなくなって、ママはすっかり元気をなくしてしまいます。そんなママをなぐさめたくて、僕は窓のベランダを舟にみたててママと一緒に、夜の街に冒険の旅にでます。ファンタジックな愛と夢のものがたり。
監督:ロマン・カチャーノフ/脚本:ジャンナ・ヴィッテンソン/美術:レオニード・シュワルツマン/製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ/ソ連/1970/10分
  • 『ロマン・カチャーノフ』
    (ロシア/1921-1993)生涯で27作の制作に参加し、そのうち人形アニメーション(切紙アニメ1作含)は19作を数える。カチャーノフの代表作は人形アニメーションを中心とした、一般的にコマ撮りアニメといわれるストップモーションアニメーションである。中でももっとも評価の高い『ミトン』を始め、ロシアの国民的キャラクター『チェブラーシカ』は日本でも人気の作品。しかし、実際にはほとんどの作品が日本では公開されていない。