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東京藝大大学院映画専攻オープンシアター2014-15

港の野外上映会 “明日、踊ろうぜ!”

昨年に引き続き、今年も東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻による野外上映が開催される。東京藝大新港校舎という、港町横浜らしい海に面した絶好のロケーションでの開催。そして今年の上映作品は、マキノ正博監督、長谷川一夫主演『阿波の踊子』(1941 )。同作の舞台は港町、上映会場で聴こえる船の汽笛の音と、映画のなかで聴こえる汽笛の音が混じり合う……。そんな特別な時間を過ごす絶好の機会となるはずだ。
『阿波の踊子』のラストを彩る怒濤の群衆による阿波踊りのシーン。夏の終わりの海辺で「明日、踊ろうぜ!」というかけ声とともに、からだを揺らしてみるのは如何だろうか?
◆上映作品
『劔雲鳴門しぶき』(『阿波の踊子』改題短縮版)

1941年/71分/モノクロ/スタンダード/35mm/東宝京都

監督:マキノ正博

脚本:観世光太/撮影:伊藤武夫、立花幹也/美術:北村高敏/照明:井上栄太郎/音楽:飯田信夫

出演:長谷川一夫、入江たか子、高峰秀子、黒川彌太郎、月田一郎、清水金一、清川虹子、沢村貞子、進藤英太郎、汐見洋
【あらすじ・解説】
阿波徳島の港町。かつて十郎兵衛という男が海賊の汚名を着せられ、阿波踊りの日に処刑されたとき、弟は兄の無実を晴らすと書き置きを残し、姿を消していた。7年後、誰も彼のことなど思い出さなくなり、 船着き場の旅籠の娘だけが彼の帰還を待ち望んでいる。そして阿波踊り祭を控えたある日、ひとりの浪人がふらりとその港町にやって来る。 どうやらその男が十郎兵衛の弟のようだ。やがて兄の仇を討つべく、彼は行動を開始する。
18歳で監督デビューし、以後260本以上の映画を手がけたという昭和の大巨匠・マキノ正博監督。浄瑠璃などで知られる「阿波の十郎兵衛」の物語をアレンジした 時代劇『阿波の踊子』は、2008年の監督生誕100周年記念のレトロスペクティヴ上映の際に、映画評論家の山根貞男の選ぶ「マキノ監督作品で見逃すことのできない20本」にも選ばれた。いまのところソフト化もされておらず、35mmで上映されるたびに多くの観客が押し寄せている。昭和の時代劇スタアのひとり 長谷川一夫が主演するほか、入江たか子や高峰秀子といった女優たちの美しさも見逃せない。またラストに訪れる怒濤の群衆による阿波踊りのシーンは、マキノ映画のみならず、日本映画の傑作シーンのひとつにも数えられる。
◆日時
2014年9月20日(土)
18:30開場/19:00開映
◆場所
東京藝術大学横浜校地 新港校舎敷地内
◆料金等
入場無料・予約不要・荒天中止
※開映19時以降は入場締切。
◆特設HP
http://film.fm.geidai.ac.jp/opentheater/2014-15/