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草野なつか監督作品『螺旋銀河』初日舞台挨拶レポート

9月26日(土)より、ユーロスペースにて絶賛公開中!ほか全国順次公開!!

-観る度に感覚が変わる不思議な映画-

本作は、ドイツ・フランクフルトで開催される歴史ある映画祭、第14回ニッポン・コネクションで審査員賞を受賞。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014では長編部門の監督賞とSKIPシティアワードをW受賞する快挙を成し遂げた。そして満を持して、ユーロスペースにて公開される運びとなった。公開を記念して監督・キャスト登壇の舞台挨拶が行われた!
■開催日:9月26日(土) 21:10より

■会場:ユーロスペース

■登壇者:澁谷麻美(28)、石坂友里(27)、草野なつか(30)《記事上の写真、左から名前順》
2013年12月に撮影したので約2年かけて上映までたどりついた。映画はお客様の感想あって育っていくものだと感じているので、善し悪し含め是非お声掛けいただきたいと草野なつか監督。

去年はみんなでシンガポールの映画祭に行き、今日はこうして渋谷で皆さんとお会いできて嬉しいです。観る劇場によっても見え方が違う作品だと思いますと、石坂友里さん。

この日が来るといいなと思っていたのでとても嬉しいです。出来上がった作品を見て驚かされることが多かった。観る度に感覚が変わる不思議な映画なので楽しんで下さい、と澁谷麻美さん。
『螺旋銀河』という題名の由来について聞かれた監督は、劇中に出てくるコインランドリーがビジュアル的にも場所の力としても強く、洗濯機のドラムの回転から「螺旋」を名づけ、そして夜のシーンを大切にした作品であることから「銀河」とつけたことを説明。また、当初は2人の関係性から『antonym』(対になる)というタイトルだったが、その関係性にも変化を見出し、直前で『螺旋銀河』にしたことも明かした。
普段ナチュラルな役が多いのに、なぜ監督は人に強い言葉をかけてしまう女の子の役柄を自分に当てたのか聞いてみたいと石坂さん。監督は、「だからこそ」だと答えた。イメージ通りの役者を起用し、ただの悪役になってしまわないように、少しふんわりとしたイメージの石坂さんを信じて起用したと回答。澁谷さんは、脚本を読んだときに幸子の内面の部分をとにかく追っていったと話した。
女性を描いていることが特徴である本作について監督は、感想を聞いていく中で、女性を描いた作品であることを自覚したと話し、女性に興味があるというよりも、正確には男性にあまり興味がない。今後もしばらくは、女性を突き詰めて作品づくりに臨みたいと話した。
最後に草野監督は、一人でも多くの方にご感想を聞かせてほしい。映画祭など単発上映は経験しているけれど、連日上映されることは今回が初めてなので周りの人に広めてくれたら嬉しいですと締め括った。
草野なつか監督作品『螺旋銀河』
9月26日(土)より、ユーロスペースにて絶賛公開中!ほか全国順次公開!!
■公式サイト
http://littlemore.co.jp/rasenginga/
■公式Twitter
https://twitter.com/rasen_ginga
■トークショー【映画評論家3人と草野なつか】
登壇者(予定):山根貞男さん、上野昂志さん、渥美喜子さん × 草野なつか監督
日時:2015年10月2日(金)21:10の回 上映終了後
劇場:ユーロスペース(東京・渋谷)
『螺旋銀河』
監督:草野なつか

脚本:高橋知由 草野なつか

出演:石坂友里 澁谷麻美 中村邦晃 恩地 徹 石橋征太郎

統括プロデューサー:城内政芳 音楽:上野紘史 撮影:岡山佳弘 照明:田上直人 録音:島津未来介

助監督:滝野弘仁 花山奈津 ヘアメイク:小野寺里紗 整音:黄永昌 編集:鈴尾啓太 草野なつか

制作:今田恭輔 徳元優太 佛木雅彦 助成:第10回シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)

日本/2014/カラー/73分/16:9/ステレオ 配給:リトルモア/ヨアケ 宣伝美術:井上嗣也

ストーリー:シナリオ学校に通う綾(石坂友里)の原稿が学校課題のラジオドラマに選ばれるが、共同執筆者を立てることが放送の条件だと言われる。嫌がる綾は、偶然言葉を交わした会社の同僚・幸子(澁谷麻美)のおとなしい性格に目をつけ、共同執筆者に仕立て上げようとする。地味な自分とは違う華やかな綾に憧れ近づきたいと思う幸子、美人だが自分本位な性格が災いして人間関係を構築できない綾。対照的な二人の関係による"ラジオドラマの共作"は、やがて彼女達を奇妙な空間へと誘うが・・・。