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濱口竜介監督作品『親密さ』

2015年7月26日(日) 、芸術センター ブルースタジオにて特別上映

電車同士が並走して別れ去るまでのつかの間のような、彼らの生活。

見る機会が極めて限られる映画作家・濱口竜介の監督作『親密さ』(12年)が北千住にて特別上映となる。この上映会は「キネセンジュ」と呼ばれる、北千住の街でちょっと変わった映画体験を届ける《映画 思い出化プロジェクト》の第1回企画。“演劇”というただでさえ閉鎖的な舞台を軸に展開される上映時間255分の本作を見れば、たしかに北千住という街が『親密さ』とセットで脳裏に焼き付けられるだろう。ちなみにこれは大きなお世話だが、北千住には粋な飲み屋が多くあるので、上映後、映画の余韻に包まれながら飲む酒はなかなかうまいだろう。
本作はENBUゼミナールの映像俳優コースの修了作品としてスタートした企画。「親密さ」という演劇を作り上げていく過程をフィクションとして演じる前半と、実際の上演を記録し映画として構成した後半の二部構成で描かれる青春群像劇である。映画と映画内の舞台劇の関係においてだけでなく、それぞれの中でも、現実と虚構が複雑微妙に交錯し続け、虚実の彼岸にあるリアリティーの核心が胸を揺さぶる。
濱口竜介監督の最新作『ハッピーアワー』が、第68回ロカルノ国際映画祭「インターナショナル・コンペティション」部門に正式招待されるなど、益々の期待が集まる濱口の意欲作『親密さ』は必見。

【内容】

令子と良平は新作舞台上演を間近に控えていた。しかし、コンビで演出をする彼らのやり方は、段々と「限界」に近づいているように見えた。そして、稽古を繰り返す間に、2人の日常、想い、そして社会はゆっくりとだが、確実に変化していく。やがて残酷にも舞台は幕を開けるのだった…。電車と電車が並走して別れ去るまでの間のような、彼らの生活。
濱口竜介監督作品『親密さ』
2015年7月26日(日) 、芸術センター ブルースタジオにて特別上映
■上映日時
2015年7月26日 (日)
14時30分開場/15時開演(閉演予定時刻 : 19時30分)
※途中休憩あり
■上映場所
芸術センター ブルースタジオ(住所:東京都足立区千住 1-4-1 東京芸術センター2階)
http://www.art-center.jp/tokyo/bluestudio/profile.html
■料金
一律1500円
■キネセンジュ 公式Twitter
https://twitter.com/kinesenju
■キネセンジュ 公式Facebook
https://www.facebook.com/kinesenju
『親密さ』

(2012年/日本 /255分)

監督・脚本:濱口竜介

舞台演出 : 平野鈴/撮影 : 北川喜雄/編集 : 鈴木宏/整音 : 黄永昌/助監督 : 佐々木亮介/制作 : 工藤渉/音楽 : 岡本英之

出演 : 平野鈴、佐藤亮、田山幹雄、伊藤綾子、手塚加奈子、新井徹、菅井義久、香取あき、土谷林福、渡辺拓真、永井孝憲、藤村早苗、今川健吾、加藤直輝
  • 『定者如文(じょうしゃ・ゆきぶみ)』
    兵庫県神戸市出身。映画少年だった幼少期、バイクに溺れた10代、旅行に彷徨った20代前半を経て26歳で大阪芸術大学映像学科に入学、30歳で卒業・上京し東京藝術大学映像研究科第一期生として過ごし31歳で映像業界へと進む。その後映像業界で数々の現場をこなし東京で過ごした10年のキャリアの集大成として本年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を利用してアメリカへと渡る予定。