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榊英雄監督作品『捨てがたき人々』

人間の根源を衝き動かす金欲、食欲、性欲。必死に求めても逃げていく愛や幸福。生きるって、いったい何なのか?

いま、鬼才漫画家・ジョージ秋山の作品が世に問い直されている。金の亡者を主人公にした「銭ゲバ」(テレビドラマ化/松山ケンイチ主演)、飢餓から人肉を喰らう『アシュラ』(アニメ映画化)など。そして氏の一貫したテーマ――[人間の業と欲望]を徹底的に見据えた近年の代表作「捨てがたき人々」が、原作を愛するスタッフ・キャストの手で映画化となった。

この難易度の高いハードルに挑んだ監督は榊英雄。脚本にはジョージ秋山の息子でもある秋山命が当たり、原作のコアとエッセンスを大切にしながら、ドストエフスキーの小説「罪と罰」など独自のモチーフを加えて新しい映像ドラマへと再生させている。

【Story】

金も仕事もなく、不細工で怠け者の男・狸穴勇介(大森南朋)。生きる事に飽きてしまった彼の足が最後に向かったのは生まれ故郷の港町だった。この町で両親は幼い勇介を捨て、勇介は孤独となったのだ。故郷で勇介を知るものはなく、目つきの悪い彼について誰もが怪訝そうな表情で見ていた。

そんななか、ただ一人だけ笑顔で接してくれた顔に痣のある女・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。京子は痣がコンプレックスで、恋愛を諦めていた。“生きている証”を快楽(セックス)に求める勇介は、彼女に興味を示す。そして、その欲望を京子に求め、強姦まがいに関係を持ってしまう。

なし崩しに同棲し、やがてお互いを認める事なく“家族”を作ることになった二人は、それぞれに生きている事の“幸せ”とは何かを考えるのだった・・・。
榊英雄監督作品『捨てがたき人々』
6月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー
■公式サイト
http://sutegatakihitobito.com/
■公式Facebook
https://www.facebook.com/SUTEGATAKIHITOBITO/
『捨てがたき人々』
監督:榊英雄    原作:ジョージ秋山「捨てがたき人々」(幻冬舎文庫) 製作:榊英雄 秋山命 川村英己 見城徹  プロデューサー:榊英雄 秋山命  脚本:秋山命  音楽:榊いずみ キャスティング:星久美子 ラインプロデューサー:氏家英樹 撮影:宮川幸三 美術:井上心平 照明:木村明生 録音:永口靖 編集:清野英樹 助監督:山口雄也  制作担当:刈谷真 音響効果:丹雄二 衣装:岡本佳子 ヘアメイク:内城千栄子     主題歌:「蜘蛛の糸」榊いずみ 特別協力:五島市  協賛:オリエンタルエアブリッジ 制作プロダクション:ファミリーツリー  制作協力:DESAFIADORES 配給:アークエンタテインメント   製作:ファミリーツリー P-ARTS アークエンタテインメント 幻冬舎 2012年/日本/カラー/HD/5.1ch/123分/R18+   ©2012「捨てがたき人々」製作委員会
  • 『定者如文(じょうしゃ・ゆきぶみ)』
    兵庫県神戸市出身。映画少年だった幼少期、バイクに溺れた10代、旅行に彷徨った20代前半を経て26歳で大阪芸術大学映像学科に入学、30歳で卒業・上京し東京藝術大学映像研究科第一期生として過ごし31歳で映像業界へと進む。その後映像業界で数々の現場をこなし東京で過ごした10年のキャリアの集大成として本年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を利用してアメリカへと渡る予定。