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沖田修一監督作品『滝を見にいく』

おばちゃんたちが悪戦苦闘する元気いっぱいのアドベンチャー・コメディ!

監督を務めるのは、堺雅人主演のハートフル・コメディ『南極料理人』(09)で商業映画デビューを飾り、高良健吾、吉高由里子出演の青春ドラマ『横道世之介』(13)が絶賛された沖田修一。オリジナル脚本を手掛けた待望の最新作は、「40歳以上の女性・経験問わず」という条件で出演者全員をオーディションし、演技経験のまったくない素人を含む、7人の女性たちをキャスティングした。選ばれたのは、撮影を行った新潟県の妙高市役所の地域サポート人、本場イタリアで学んだ元オペラ歌手、長年の女優の夢をかなえた79歳主婦など、バラエティ豊かな面々。本邦初となる「7人のおばちゃんヒロイン」はこうして誕生した!

純子(ジュンジュン)役に起用されたのは、妙高市役所の地域サポート人として本作のロケハンにも関わった根岸遙子。由美子(ユーミン)には、劇団「ナイロン100℃」に所属する安澤千草。関本(セッキー)には、わずかな演技経験ながら「制作の現場を見てみたい」と応募してきた荻野百合子。桑田(クワマン)には、日本語教師の仕事と並行して中高年劇団「楽塾」で活動する桐原三枝。田丸(クミ)には、イタリア・ミラノでオペラを学び、その後は舞台などに出演してきた川田久美子。花沢(師匠)には、高校生の時に大手映画会社のカメラテストまでいったが、親の反対で断念したという経歴を持つ79歳主婦、德納敬子。三角(スミス)には、劇団「ベターポーヅ」に参加した後、映像作品を中心に活動する渡辺道子が、それぞれ扮している。今回が初の演技になる者と既に演技経験を持つ者が、それぞれの想いを胸に、一緒になってひとつの作品を作り上げた。また、『南極料理人』以降のすべての沖田作品に出演する常連、黒田大輔がおばちゃんたちを窮地に追い込むツアーガイドをコミカルに演じている。

沖田監督は起用した女性たちの個性と特技を役柄に取り入れ、年齢も性格もバラバラなおばちゃんたちが大自然の中で悪戦苦闘する、元気いっぱいのアドベンチャー・コメディを作り上げた。日常では経験できない冒険を通じて、おばちゃんたちが忘れかけていた自分の姿に気付くストーリーは、今回映画の世界に挑んだ7人の女性たちのドラマとどこか重なる。彼女たちの姿が次第に愛おしく、少女のように見えてくる、おばちゃんたちの青春劇としても面白い。妙高高原の美しい紅葉の風景は、『トウキョウソナタ』(08/黒沢清監督)、『わが母の記』(12/原田眞人監督)などの撮影を手掛けた芦澤明子のもと、2013年の秋にオールロケを敢行して撮影された。
【Story】

幻の滝を見にいく温泉付き紅葉ツアーに参加した7人のおばちゃんたち。現地に到着した彼女たちは、頼りないガイドと一緒に、滝を目指して山登りを始める。木の実を摘んだり、写真を撮ったり、おしゃべりしたり、それぞれの楽しみ方で山道を進む7人。ところが、先を見に行ったガイドがいつまでたっても戻らない。「ねえ、遅くない?」「迷ってたりして」。気が付けばおばちゃんたちは山の中に取り残されていた! 携帯は圏外。食糧もなければ寝床もない。突然のサバイバル生活に放り出されたおばちゃんたちは、果たして人生最大のピンチを乗り切れるのか?

沖田修一監督作品『滝を見にいく』
11月22日(土)より新宿武蔵野館にてロードショー
■公式サイト
http://takimini.jp
『滝を見にいく』
監督・脚本:沖田修一

■キャスト

根岸遙子、安澤千草、荻野百合子、桐原三枝、川田久美子、德納敬子、渡辺道子、黒田大輔

■製作・配給

松竹ブロードキャスティング、ピクニック、パレード、キングレコード

■上映時間

1時間28分

©2014 「滝を見にいく」製作委員会