LOAD SHOW

A Rooted Soul. Vagabond Eyes.

映画の未来をいち早く
Be the first to witness the future of films

ダニス・タノヴィッチ監督作品『鉄くず拾いの物語』

銀熊賞ダブル受賞、実話をもとに描いた奇跡のヒューマンストーリー。

『ノー・マンズ・ランド』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したダニス・タノヴィッチ監督が、2011年末、ボスニアのある村に住むロマの女性セナダが保険証を持っていないために手術を受けられないという新聞記事を読み、これをなんとか映画にして世間に訴えな ければいけないと立ち上がる。
自らの資金で自主製作作品として9日間で撮影した本作は、ベルリン国際映画祭で銀熊賞をダブル受賞、更にエキュメニカル賞特別賞も受賞し、三冠に輝いた。母親役のセナダは、ダニスと名付けられた三人目の子供を抱え、ベルリン映画祭でのワールドプレミア上映に参加。夫役のナジフとともに大きな称賛を浴びた。そしてこの映画によりナジフ一家は晴れて保険証を手にし、定職に就くことができている。

【Story】
ボスニア=ヘルツェゴヴィナに住む、ロマの家族。ナジフとその妻セナダは、二人の娘と一緒に暮らし、セナダは三人目をお腹に身ごもっている。ナジフは拾った鉄くずを売って一家の生計を支え、つつましいながらも幸せな生活を送っている。
ある日、ナジフが一日の長い労働から帰ると、セナダは強い腹痛を訴え横になっている。病院に連れて行くと、流産し、五か月の胎児は腹の中で死んでいると診断される。命に関わる状態で、遠い町の病院で今すぐ手術を受けなくてはならない。 セナダは保険証を持っていないので、病院は980ボスニア・マルク(500 ユーロ)の支払いを要求する。貧しい鉄くず拾いには、ひと財産だ。ナジフの懇願にもかかわらず、セナダは手術をしてもらうことができない。次の十日間、ナジフはセナダの命を救うため、できることは何でもする。死にもの狂いで鉄くずを探し、国の組織に助けを求めるのだが……。

『鉄くず拾いの物語』公式サイト→ http://www.bitters.co.jp/tetsukuzu/
『鉄くず拾いの物語』
監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ/出演:セナダ・アリマノヴィッチ、ナジフ・ムジチ ボスニア・ヘルツェゴヴィナ=フランス=スロベニア/2013年/74 分/カラー/16:9/原題:An Episode in the Life of an Iron Picker/配給:ビターズ・エンド
http://www.bitters.co.jp/tetsukuzu/