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ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督作品『ザ・トライブ』

4月18日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

台詞、音楽なしの全篇手話で構成された、愛と憎しみの物語!

昨年のカンヌ国際映画祭で批評家達を震撼させ、批評家週間グランプリを受賞、「サイト&サウンド」誌のベストテンにも選ばれた驚異の問題作『ザ・トライブ』がまもなく公開となる。本作はウクライナの新鋭監督ミロスラヴ・スラボシュピツキーの長篇デビュー作で、台詞や音楽は一切なく、字幕も吹き替えすらも存在しない。登場人物すべてがろうあ者(聴覚障害者)であり、全篇が手話のみによって構成された前代未聞の作品となっている。主人公アナを演じるヤナ・ノヴィコヴァはろうあ者女優で、本作の撮影中は妨げになるものを全て捨て役作りに励み、その圧倒的な存在感と表現力をスクリーンに刻みこんでいる。キャラクターの背景や心理的な説明を全て排し、純粋な身振り、表情、眼差しによって観客の想像力を刺激し、感情を喚起する画期的な本作に世界中が注目。
濱口竜介(映画監督)
ごく簡単に言おう。
いい映画ってのは「よくわからない」と「よくわかる」がまったく同時進行する。
そういうものだ。
だから、これはとてもいい映画だ。題材云々じゃない。
それだけで観に行く理由としては十分だろう。

【Story】

聴覚障害者の寄宿学校に入学したセルゲイ。そこでは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、入学早々彼らの洗礼を受ける。何回かの犯罪に関わりながら、組織の中で徐々に頭角を現していったセルゲイは、リーダーの愛人で、イタリア行きのために売春でお金を貯めているアナを好きになってしまう。アナと関係を持つうちにアナを自分だけのものにしたくなったセルゲイは、組織のタブーを破り、押さえきれない激しい感情の波に流されていく…。
ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督作品『ザ・トライブ』
4月18日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
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『ザ・トライブ』

(2014年/ウクライナ/カラー/132分/HD/1:2.39/ドルビー5.1ch/字幕無/手話のみ/R18+/© GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014 © UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014)

監督・脚本 : ミロスラヴ・スラボシュピツキー

撮影・編集 : ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ

プロデューサー : ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ、イヤ・ミスリツカ

出演 : グレゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノヴィコヴァ
  • 『定者如文(じょうしゃ・ゆきぶみ)』
    兵庫県神戸市出身。映画少年だった幼少期、バイクに溺れた10代、旅行に彷徨った20代前半を経て26歳で大阪芸術大学映像学科に入学、30歳で卒業・上京し東京藝術大学映像研究科第一期生として過ごし31歳で映像業界へと進む。その後映像業界で数々の現場をこなし東京で過ごした10年のキャリアの集大成として本年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を利用してアメリカへと渡る予定。