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いまおかしんじ監督作品『つぐない~新宿ゴールデン街の女~』

日本のアート・シーンをけん引してきた伝説の飲み屋街に生きるどうしようもないけど、愛おしい人々

新宿歌舞伎町一丁目-都会の中に佇む木造長屋建ての特別な空間、新宿ゴールデン街。映画、舞台、音楽など、表現活動をする人々から左右思想家や学者までが集う街としても有名であり、若者たちにとっては憧れの街でもある。しかし、そこは飲み屋街、伝説の街といっても酔っ払いが街の主役というのは今も昔も変わらない。今日もいい大人たちが安らぎを求めて朝から晩まで酒におぼれている。本作は、そんな街に生きる人々の日常と人間模様を、誰もが隠し持つ“罪”にスポットライトをあてる事によって、深くあぶり出している。

本作の企画は、本当にゴールデン街のお店でママを務める女優の速水今日子、主演の工藤翔子も歌舞伎町で店を経営、共演の伊藤猛はピンク映画時代から工藤翔子と数多くの映画で共演、息の合った演技を魅せている。その他にも実在のゴールデン街の住人が大挙出演しているのがリアル。監督はいまおかしんじ、数少なくなった人を描くことができる監督だ。

【Story】

新宿ゴールデン街に東子(工藤翔子)という女が現れる。彼女は山梨の実家へ帰る途中、かつての恋人・郡司(伊藤 猛)が、この街に住むと聞いて立ち寄ったのだ。郡司は「罪ほろぼし」という名でバーを営む霞(速水今日子)のヒモになっていた。郡司との再会を果たした東子は、一旦はゴールデン街を後にする。

しかし「罪ほろぼし」の常連客で、すけこましの山科(貴山侑哉)に誘われるまま、再びゴールデン街に足を踏み入れると飲んだくれてしまう。そんな東子を郡司がなじる。服役して罪を償った気でいるなら大間違いだと。郡司とヨリを戻すつもりで来たわけではないのに帰れない。それがなぜだかわからない。一方、郡司の恋人・霞は東子の出現に心を乱されたのか、常連客の男に体を許してしまう・・・
いまおかしんじ監督作品『つぐない~新宿ゴールデン街の女~』
2014年7月26日よりテアトル新宿にて公開
■公式サイト
http://www.tsugunai.jp/
『つぐない~新宿ゴールデン街の女~』
工藤翔子/速水今日子/伊藤 猛/貴山侑哉

吉岡睦雄/カブトムシゆかり/中村京子/ひろ新子/Annie/石川ゆうや/外波山文明/ビト/高宗謙三/水原香菜恵/掛田誠/史朗

監督:いまおかしんじ/企画:速水今日子 朝倉大介/脚本:佐藤 稔/脚本協力:荒井晴彦

2014年製作/日本/ドルビーデジタル/87分/デジタル上映/配給:インターフィルム

全面協力:新宿花園・ゴールデン街/15歳未満鑑賞不可

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