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マルタン・プロヴォ監督作品『ヴィオレット-ある作家の肖像-』

12月19日(土)より岩波ホールほか全国順次公開 !!

「書くことが、生きること」

実在の女性作家ヴィオレット・ルデュックの波乱に満ちた半生を『セラフィーヌの庭』(10年)を監督したマルタン・プロボが映画化。時代を変えた実在の女性作家の知られざる半生が描かれる。
ヴィオレット・ルデュックの小説は、日本では代表作「私生児」と「ボーヴォワールの女友達」の2冊が出版されただけであまり知られていないが、本国フランスでも一時期は忘れられた作家であった。しかしこの映画の公開を機に全集も出版。今では、時代を変えた作家として再評価され、その劇的な生涯から“文学界のゴッホ”とまで言われている。
本作では日本でも人気の高い名女優エマニュエル・ドゥヴォスが演じるヴィオレットと、その母との確執、美貌と実力を兼ね備えた女優サンドリーヌ・キベルラン演じるボーヴォワールとの複雑な関係が描かれ、最後にはヴィオレットの傷ついた魂を優しく包み込むようなプロヴァンスの風景が広がる。また、ヴィオレットが生きた1940年代~60年代のパリの風景やファッションも見所だ。
『ヴィオレット-ある作家の肖像-』

監督:脚本:マルタン・プロヴォ

撮影:イヴ・カープ/衣裳:マドリーヌ・フォンテーヌ

出演:エマニュエル・ドゥヴォス、サンドリーヌ・キベルラン、オリヴィエ・グルメ、ジャック・ボナフェ、オリヴィエ・ピィ

原題:VIOLETTE 

(2013年|フランス映画|フランス語|カラー|1:1.85|5.1ch|139分|DCP|PG12)

© TS PRODUCTIONS - 2013  

字幕:松岡葉子

配給:ムヴィオラ
ストーリー:1907年、私生児として生まれたヴィオレットは、ボーボワールと出会い、才能を認められ、戦後間もない1946年に処女作「窒息」を出版。女性として初めて、自分自身の生と性を赤裸々に書き、カミュ、サルトル、ジュネら錚々たる作家に絶賛されたものの、当時の社会には受け入れらなかった。傷ついたヴィオレットは、パリを離れて南仏に移り、そこで自身の集大成ともいえる新作「私生児」の執筆にとりかかる。